麻・大麻分野における産学連携に関する覚書の調印式を行いました
3月7日(金)タイのバンコクにある国立科学技術開発庁特性評価試験サービスセンター(以下、NCTC)内で麻・大麻分野における産官学連携に関する覚書の調印式が実施されました。本覚書は、NCTC・三重大学・株式会社島津製作所アジア拠点Shimadzu Asia Pacific(以下、SAP社)・Bara社の4者が連携することにより、大麻の高度利用、伝統・文化の継承、成分分析の国際標準化を推進することを目的として締結されました。
調印式には、NCTCからはNatthaphonディレクター、SAP社からはDaveエグゼクティブオフィサー、Bara社からはPhoosakマネージングディレクター、そして三重大学からは酒井社会連携担当理事と諏訪部神事・産業・医療用大麻研究センター長が参加し、挨拶やスピーチを行いました。各機関の代表が今後の連携に対する期待や意気込みを表明し、その後覚書への調印を行いました。
開会挨拶をするNCTCのNatthaphon氏
スピーチをするSAP社のDave氏
スピーチをする酒井社会連携担当理事
神事・産業・医療用大麻研究センターの活動を紹介する諏訪部センター長
覚書を手にする各機関の代表者
握手を交わす各機関の代表者
調印式の最後には記念品の交換も行われ、今後の連携への想いを込めた品々を交換しました。
記念品(伊勢型紙)を手渡す酒井理事とNatthaphon氏
閉会挨拶をするBara社のPhoosak 氏
調印式終了後は、NCTC内のラボ見学が行われ、島津製作所の製品を含む最先端の分析機器についてご紹介いただきました。その後、各機関の関係者らとの懇親の場が設けられ、今後の展望などについて活発な意見交換が行われました。
ラボ見学の様子
全体を通して終始和やかな雰囲気で交流が行われ、麻・大麻分野の発展を目指す今後の連携に期待の高まる式典となりました。
関係者一同での集合写真