2025.05.02

今年度も大麻圃場で種蒔きを行いました!

2025年5月1日(木)、本学所有の大麻専用圃場で、研究用大麻の種蒔き(播種)を行いました。

 昨年度に実施した時と同様、種蒔きは三重県立久居農林高等学校の生徒さんたちが中心となって製作・復元した伝統的な精麻用の大麻播種機とこれを改良した改良型播種機の性能評価も兼ねており、地域イノベーション学研究科の諏訪部教授、大山教授、生物資源学研究科の中島教授、伴准教授、長屋准教授ら神事・産業・医療用大麻研究センターの関係教員・学生のほか、かねてよりこの取組みにご協力いただいている伊勢の谷川原氏(地域イノベーション学研究科リサーチフェロー)、製作にあたって生徒さんの指導にあたられた久居農林高校の里田先生も参加して行われました。

 実際に復元・改良した播種機を使用し種蒔きを行ったところ、動作には大きな問題はなかったものの種子同士の間隔のばらつきや操作性等に改良の余地があることが確認できました。

復元・改良された播種機を使用する谷川原氏

最後に種子を守るための鳥除け網を設置し、この日の作業は終了となりました。


鳥除け網を設置する地域イノベーション学研究科・生物資源学部の学生

種蒔きは無事終了し、順調であれば5月中旬に発芽して、夏頃には3メートル以上に成長する姿が見られる予定です。